チーム力も向上、もはや3位では満足できない!【ファンがつける、広島東洋カープ2014通信簿】
各球団のファンを代表して、担当ライターに今シーズンの通信簿をつけてもらう企画。第8回は、セリーグ3位の広島東洋カープだ。
2014/12/24
球界トップクラスのセンターラインを構築
【守備5点】
菊池の守備範囲は、日本一との評判も高い。投手も安心して低めに集められ、併殺を狙える。他の選手も、最後まで球を追う。その効果は絶大である。
センター丸の安定感も抜群。外国人選手の守備に不安はあったが、野村監督は、外野で赤松や天谷、中東。ファーストで岩本。適切な起用で試合終盤を補った。
競争心をあおぎ、チーム力は向上
【ベンチワーク4点】
対戦投手によって柔軟に組み替える打線。さらに、オーダーは頻繁に変わったが、それが選手の競争心をもたらした面も否定できない。
また、終盤の守備固めの布陣もスキがなかった。来季は、投手起用で中継ぎ陣の分業もさらに進み、シーズン終盤まで万全の状態で戦う構えである。
もはやクライマックスシリーズ進出では満足できない
【総合3点】
センターラインの強化、機動力、若手の台頭、全ての面で進化したシーズンだった。しかし、ファンはもう3位で満足しない状態である。
進化の分だけ、周囲の期待値も高まっている。カープに望まれるのは、V奪回という結果。2015年はチームの補強も進み、いよいよの一年となりそうだ。
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