戦力外・退団・引退選手2016――昨季セ・覇者ヤクルト大量9人、07年大卒BIG3全滅【10月1日時点】
10月1日から、各球団が来季契約を締結しない選手、いわゆる戦力外通告が行われる。
2016/10/01
ヤクルト新垣、西武は昨年FAした木村昇
ヤクルトが戦力外を通告したのは9選手。2014年シーズン途中にソフトバンクからトレードで移籍してきた新垣渚のほか、11年ドラフト1位の川上竜平、3年目の左腕・児山祐斗ら。
新垣は「松坂世代」の一人として高校時代から注目を浴び、プロに入り通算64勝を挙げている。川上は2011年夏の甲子園で準優勝した光星学院の主将として名を馳せた選手だった。投手不足に悩むヤクルトだが、6人との契約を見送った。児山、田川ら若い世代も含まれており、投手の育成が順調に進んでいないことを証明している。
ロッテは2010年日本一の胴上げ投手になった伊藤義弘、昨年イースタン2冠の青松慶侑らが戦力外。伊藤はここ数年はケガに苦しんでいた。
楽天は07年大学・社会人ドラフト1位の長谷部康平ら7選手。メンバーの中には、長谷部と杜若高の同級生・山内壮馬も含まれている。高校時代は2枚看板としてしのぎを削った二人だが、奇しくも、同時に悲しい通告を受けた。
また、楽天の長谷部が戦力外通告を受けたことで、07年の大学BIG3(大場翔太、加藤幹典)が消える。と同時に大学・社会人のドラフト1位選手は全て指名時のチームを離れることになる。インディアンス傘下のマイナーにいる村田透(元巨人)、白仁田寛和(オリックス)、今回2度目の通告を受けた山内など他チームで現役を続けている選手はいるが、同年の大学・社会人は厳しいプロ生活を送っている。
一方、同年の高校生ドラフト1位は、中田翔(日本ハム)、唐川侑己(ロッテ)、岩嵜翔(ソフトバンク)、田中健二朗(DeNA)、安部友裕(広島)が、主力として活躍している。