DeNA4番・筒香嘉智、マツダスタジアムと抜群の相性。野村、黒田からも4割超えのハイアベレージ
12日よりクライマックスシリーズファイナルステージが始まる。ファーストステージで2位の読売ジャイアンツを倒した横浜DeNAベイスターズは広島に乗り込むが、4番筒香嘉智が抜群の相性の良さを誇る。
2016/10/12
初めてのファイナルの舞台、マツダスタジアムで好相性
クライマックスシリーズ・ファイナルステージに進出する横浜DeNAベイスターズ。レギュラーシーズン(69勝71敗)で5割を切ったチームがファイナルステージに進むのは、13年の広島東洋カープ以来、両リーグ通じて2チーム目ということになる。
球団初のCS出場。初めてのファーストステージで、チームに勢いをもたらしたのは主砲のバットだった。第1戦、4番・筒香嘉智が6回2死一塁から右翼席へ逆転2ランを放ち先勝。超短期決戦といわれる舞台でも勝負強さを発揮した。
筒香のファーストステージの成績は、3試合で11打数3安打1本塁打2打点、打率.273。今季、本塁打と打点の2冠を獲得した実力を示し、次なる戦いは、今季12勝13敗とほぼ互角の対戦成績だった広島が相手となる。
ファイナルステージは、広島の本拠地・マツダスタジアムで行われる。筒香の同球場での成績は以下の通りとなっている。
9試合 29打数12安打6本塁打12打点 打率.414
チームはマツダスタジアムで5勝7敗と負け越しているが、筒香はこの球場で抜群の相性を誇っている。打率.414という高アベレージに加え、9試合で12打点、6本塁打を放っている。
熱狂的なカープファンが集うマツダスタジアム。その空気を一変させる筒香の一撃が、大舞台でも見られるかもしれない。