ジョンソンVSモスコーソ、初戦から外国人投手の投げ合いか。過去には助っ人の活躍が勝敗を左右したCSも
広島と横浜DeNAの対決となった2016年のセリーグクライマックスシリーズ・ファイナルステージ。助っ人陣の出来も勝敗を分ける1つのポイントとなりそうだ。
2016/10/12
DeNAはロペス以外の助っ人陣の出来がポイント
一方のDeNAは、来日4年目のホセ・ロペスが自己最高の成績で筒香嘉智と共にチーム躍進の原動力になった。34本塁打、95打点は共に昨年を上回る自己ベスト。犠牲フライ7本もリーグトップ。順位争いの相手となったヤクルト・巨人戦を得意とし、CS進出を決めた9月には20試合で12本塁打と勝負所での活躍も光った。
巨人とのファーストステージでも第1戦の9回にリードを2点に広げるダメ押しアーチ、第3戦では初回、2番梶谷隆幸が死球で負傷交代直後の先制2ランとシーズン同様ポイントゲッターとして活躍。今シーズン広島の助っ人3投手に対してはほぼ完ぺきに抑え込まれているが、CSの舞台でリベンジを果たしたい。
しかしロペス以外の助っ人陣はシーズンを通して低調。初戦に先発予定のギジェルモ・モスコーソ、プレーオフのベンチ入りしているエリアン・エレラ、マイク・ザガースキーの奮起に期待したい。
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