【パ・CSファイナル】大谷7回1安打無失点、貫禄の投球。5回、一挙6点で日本ハムが先勝
パリーグのクライマックスシリーズファイナルステージが開幕。パリーグ1位の北海道日本ハムファイターズにはアドバンテージで1勝が与えられている。先に4勝したほうが日本シリーズへ進出する。
2016/10/12
主砲・中田に一発
パリーグのクライマックスシリーズ(CS)ファイナルステージ第1戦が行われ、日本ハムが6-0でソフトバンクを破って先勝した。
日本ハムの先発オーダーは指名打者制を解除し、8番・投手大谷翔平と”リアル二刀流”で起用した。
大事な初戦の先発を任された大谷は、初球から160キロ超えのストレートをどんどん投げ込んでいく。1回表、二死から柳田に四球を与えるも、4番・内川を抑えて上々の立ち上がりを見せる。
ソフトバンクの先発・武田は札幌ドームで今季5戦4勝。
1回裏日本ハムは先頭の1番・西川がサード内野安打で出塁し、2番・中島がバント。その後、2死1、2塁とするも5番・田中をレフトフライに倒れ、無得点に終わる。
2回以降は両投手とも危なげない投球で0-0が続く。
しかし5回裏に試合は一気に動く。この回先頭のレアード、大谷が連続安打、大野のバント処理の際に武田がエラーし、無死満塁のチャンス。ここで1番・西川はセンター前へ2点適時打。続く2番・中島がバントで1死2、3塁にすると、3番・近藤が前進守備の今宮の頭上を越える2点適時打。さらに4番・中田は初球を一振り、左中間へ2点本塁打。これでソフトバンクの武田をKO。この回打者9人の猛攻で一挙6点を奪った。