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阪神、2016年ドラ1は即戦力? 00年代、大学・社会人経由の自由枠・希望枠・ドラフト1位投手は厳しい結果

2000年以降、阪神タイガースの自由枠・希望枠で獲得した選手や、ドラフト1位指名の選手を振りかえると、即戦力を期待されつつも1年目から活躍した例が少ない。

2016/10/20

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00年以降、上位には大学・社会人の投手が

 今季リーグ4位に終わった金本阪神。「超変革」のもとで若手を積極起用したが、4年ぶりにクライマックスシリーズに進出することができなかった。

 昨年のドラフト会議では髙山俊(明治大)を抽選の末に獲得し、黄金ルーキーは1年目から結果を残した。坪井智哉が98年に達成した球団の新人最多記録135安打を抜く136安打を放ち、来季は中軸としての期待もかかる。

 だが近年、投手に限って言えば、即戦力として阪神タイガースが00年以降、自由枠や希望枠で獲得、もしくはドラフト1位で指名を受けて入団した選手は、1年目から思うような結果を残せていないのが現状だ。

 12年の藤浪晋太郎(大阪桐蔭高)が、ルーキーイヤーから3年連続で2ケタ勝利を挙げている程度だ。

 2000年以降の阪神が自由枠・希望枠・ドラフト1位で獲得並びに指名した選手は、下記の通り、大学・社会人経由でかつ投手で固められているのがわかる。
(01~04年は自由獲得枠、05~06年は希望枠、07年は大学・社会人ドラフト1位)

00年 藤田太陽 (川崎製鉄千葉)
01年 安藤優也 (トヨタ自動車)
02年 杉山直久 (龍谷大)
02年 江草仁貴 (専修大)
03年 筒井和也 (愛知学院大)
04年 能見篤史 (大阪ガス)
05年 岩田稔 (関西大)
06年 小嶋達也 (大阪ガス)
07年 白仁田寛和 (福岡大)
08年 蕭一傑 (奈良産業大)
09年 二神一人 (法政大)
10年 榎田大樹 (東京ガス)
13年 岩貞祐太 (横浜商科大)
14年 横山雄哉 (新日鐵住金鹿島)

※1()内は社会人・大学
※2 02年は自由獲得枠で投手2人

 なお03年の自由枠のもう1人は鳥谷敬(早稲田大)、11年のドラフト1位は伊藤隼太(慶応大)と大学生の野手だった。12年ドラフト1位は高校生の藤浪晋太郎(大阪桐蔭高)だ。

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