巨人ファンが語る「新キャプテン坂本勇人に期待すること」とは?
2015年、ジャイアンツは新しいチームづくりに着手しながらV4を目指す。たとえば、ストッパー・西村の先発再転向しかり、扇の要・阿部の1塁コンバートなど……そして、今季から歴史ある巨人軍の主将に就任する坂本勇人も、まさにその〝新生ジャイアンツ〟の象徴である。
2015/01/02
代えのきかない不動の遊撃手
ジャイアンツ・リニューアル。
2015年、巨人は変わる。
セペダの背番号も23から5へ変わったし。
ってゴメン、そこちゃうがな。
07年から8年間に渡り主将を務めた阿部慎之助から、次世代への継承。
26歳の坂本勇人は、今季から巨人軍第19代キャプテンに就任する。
14年シーズンは144試合、打率279、16本、61打点、23盗塁、OPS.764、得点圏打率.328。
遊撃手として5年連続6度目の全試合出場。
勝負強い打撃でセ最多の14勝利打点を記録した。
さらに82得点はチームトップ。
年間わずか3併殺はリーグ規定打席到達者27名中最少タイ。
守備も年々向上しており、守備率.981はセ遊撃手2位。
契約更改では、チームの高卒野手として松井秀喜以来の年俸2億円突破。
順調に行けば15年中には国内FA権を取得する。
いまや巨人で最も代えが効かない選手は坂本勇人である。
おそらく、02年当時のゴジラ松井よりも、現在のチームの背番号6への依存度は高い。
だって、外野手の代役は助っ人でごまかせても、打てるショートの代わりはいないやん。
まさにジャイアンツの白いご飯。
オカズの代えは効いても、毎日の主食は簡単に代えられへん。
今季40歳を迎える高橋由伸が打撃コーチ兼任、3月で36歳の阿部慎之助が1塁転向。
原巨人はこれまでのチームを一度解体し、V4を目指す。