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【日本シリーズ第2戦】広島、2連勝。”足”前面のアスリート野球で着実に加点

23日に日本シリーズ第2戦がマツダスタジアムで行われた。広島が5-1で2連勝を飾った。第3戦は25日札幌ドームにて行われる。

2016/10/23

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勝利へ導いた”足”

 試合中盤、勝ち越したのは広島。
 またしても”足”が生きた。

 6回、先頭の田中が左翼線二塁打で出塁。続く2番・菊池はバントの構えから一転、バスターを敢行し、打球は三遊間に。2塁走者の田中は躊躇せず本塁に突入する。左翼手・西川は本塁へダイレクト返球、田中は捕手のタッチを回り込んで、左手で本塁に触れるが、判定はアウトだった。

 しかし、リプレー検証の結果、田中の左手が大野のタッチより早かったとして、得点が認められ2-1と勝ち越しに成功する。

 その後、無死2塁から3番・丸の犠打を増井が1塁へ悪送球。2塁走者・菊池が生還し、この回2点目を挙げる。

 広島の勢いは止まらない。なおも1死2塁で、代わった2番手・鍵谷の暴投で丸が3塁に進むと5番・鈴木は中犠飛。続く6番・エルドレッドが仕上げの一発。この回、一挙4点を奪い、5-1と試合を決めた。

 先発・野村は6回を2安打1失点の好投。両サイドのコースを巧みに突き、立ち上がりのピンチ以外は危なげない投球だった。その後は前夜に続く今村、ジャクソン、中崎の「勝利の方程式」リレー。

 9回の中崎は無死1、2塁のピンチを作るが、6番・田中、代打・大谷の左打者を空振り三振、岡を2塁ゴロに打ち取った。

 最高の形で広島は2連勝。一方、日本ハムはこの2戦はらしさを出せず、本拠地の札幌ドームから仕切り直しとなる。

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