【日本シリーズ第4戦】レアード、値千金の本塁打! 9回2死満塁を切り抜け、日本ハムが対戦成績を五分に戻す
26日に日本シリーズ第4戦が札幌ドームで行われ、日本ハムが8回レアードの勝ち越し2点本塁打で、3-1と勝利を収めた。これで今シリーズ2勝2敗と対戦成績を五分に戻した。
2016/10/26
若い両投手が好投
前夜、劇的なサヨナラ勝利で、今シリーズ1勝目を挙げた日本ハム。広島は前日の嫌な敗北を払拭できるか。
大事な4戦目は、日本ハムが今季先発に転向後8勝0敗の高梨と、広島は2015年ドラフト1位の岡田という若い投手同士の対決となった。
1回表、高梨は三者凡退に抑える。
一方、日本ハムは1回裏に先頭の岡が中前安打で出塁。2死3塁とするが、4番の中田が倒れて無得点に終わる。
日本ハムは2回裏にも2死満塁とするが、岡が2塁ゴロ。3回裏も2死2、3塁でレアードは遊ゴロに倒れ、得点につながらない。広島の岡田は再三のピンチを切り抜け、粘り強い投球を続ける。
先制点は思わぬ形で広島に入った。
4回表、3番・丸が四球で出塁。2盗失敗も4番・新井も四球。鈴木が倒れて、2死1塁で6番・エルドレッドを迎える。そのエルドレッドは外野へ高い飛球。右飛でチェンジだと思われたが、近藤が落下点を見誤り、捕球できず。1塁走者の新井が生還し、1点を先制した。
高梨は、5回97球2安打1失点だった。
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