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元ドラ1大田泰示、MVP投手吉川光夫以外にも……過去に球界を驚かせた日本ハムと巨人の電撃トレード

2日、北海道日本ハムファイターズと読売ジャイアンツは、12年のMVP吉川と08年ドラフト1位の大田を中心とした2vs2のトレードが成立したと発表した。両チーム間では過去にも球界を驚かせた大型トレードを数多く行ってきた。

2016/11/03

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選手会長と、守護神が交換トレード

 両チームは、これまでにもたびたび球界を驚かす大型トレードを成立してきた。

 特に印象深いのは、08年オフに起こった二岡智宏・林昌範と、マイケル中村・工藤隆人の交換トレード。現職の選手会長と、過去3年間で101セーブをあげた守護神が絡むトレードは、球界に大きな衝撃を与えた。
 
 当時、長年ジャイアンツのショートとして活躍してきた二岡は、怪我に加えスキャンダルにも見舞われ自己最少の31試合の出場に終わり放出に至った。
 
 移籍後は得意の右打ちを活かし、主に代打とDHで13年まで活躍。パリーグのファンにも愛され、2年連続でオールスターにファン投票選出されている。二岡と同じく巨人から日本ハムへ移った林はリリーフとして3年間で87試合に登板した。
 
 巨人移籍初年度は、絶不調に終わったマイケルは、移籍2年目に37試合で防御率1.93と好成績をマーク。工藤は11年シーズン途中にサブローの交換要員としてロッテに再びトレードされたが、主に守備固め、代走要員として1軍でプレーした。
 
 どの選手も一定以上の活躍は見せたと言える。

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