侍ジャパン、メキシコに完敗。9投手の前に打線沈黙、投手陣も課題残す
2016/11/10
9回、山崎乱調
突き放したのはメキシコだった。
6回表、2つの四球を与えて2死1、2塁からサスエタは千賀のフォークをうまく当てて、ライト前へポトリと落ちる適時打に。この打球を処理した中田翔は本塁へ送球するが、大野がバウンドをうまく合わせられず、体に当たり後方へ。その間に2塁走者も生還し、2-4とリードを広げられた。千賀は尻上がりに調子を上げて、7回は三者凡退で終えたが、3回3失点とほろ苦い代表デビューとなった。
メキシコが繰り出す投手の前に沈黙していた打線は、8回裏、鈴木の適時打で1点差に迫る。
9回表に4番手の山崎が1死1、3塁からペーニャに右前適時打、さらにピッチャー強襲の内野安打で1死満塁にすると、アマダーには押し出し死球、サンチェスに左前適時打、一挙4点を献上。3-7と大きく差を広げられた。
結局侍ジャパンは、9人の投手の前に4安打に抑えられて完敗を喫した。
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