元広島・中東、元ロッテの青松が捕手としての使い勝手をアピール。やや野手陣は迫力不足との評価も【BBC2016年トライアウト独自採点野手編】
プロ野球12球団合同トライアウトが12日に開催された。投手42人野手23人が参加。BBCでは恒例のトライアウト採点を公表。この中から夢を再びつかむ選手はいるのだろうか。
2016/11/14
守備・代走、ベンチ要因タイプ
中東直己(広島)
採点A 結果 5打数2安打
評 能力は申し分ない。ユーティリティープレイヤーとして想像通りのやれる力を見せた。加えて、捕手が出来ることもアピール。第3の捕手としても起用もできるため、かなり使い勝手のいい選手との印象を与えた。後は球団側に空きがあるかどうか。
金子圭輔(ソフトバンク)
採点B 結果 5打数1安打1三振
評 シーズン最後まで1軍に居たのが頷ける。内野はどこでも守れるユーティリティーとしての存在感がある。いつでもベンチで準備させておくことができ、計算のたつ選手だ。
原拓也(オリックス)
採点B 結果 4打数無安打1四球1三振
評 内野のユーティリティ兼代打要員としては戦力になり得る。やや守備力、走力に欠ける分、上記2人よりは劣る。32歳という年齢で、このタイプの選手が欲しいかどうか。ただ声がかかっても不思議ではない。
坂克彦(阪神)
採点C 結果 5打数2安打2三振
評 持っている力は見せた。ベンチに置いておくプレイヤーとして様々な使い方が出来るが、トライアウトでのプレーが実年齢より老けこんで見えたのがやや気になるところだ。
内村賢介(DeNA)
採点C 結果 4打数1安打1四球2三振
評 内野のユーティリティプレイヤーとしての存在感は見せた。守備走塁要因として戦力にはなるはずだが、どうしても必要な選手というアピールはなかった。
柴田講平(阪神)
採点C 結果 3打数無安打2四球1三振
評 阪神ファンの声援を背に受けて打席に立ったが快音を響かせることはできなかった。トライアウトの終盤、多くの選手が引き上げていくなか、最後まで守備についていた気持ちは評価したい。
深江真登(元オリックス)
採点C 結果 7打数無安打3三振
評 バッティング面では無安打3三振と散々だった。ただ、参加メンバーで唯一、凡打でも走塁を怠らなかった。悪い中でも、自分の力を出し切ろうとしていた。