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オリ糸井、阪神移籍決定。人的補償対象外の28人、誰をプロテクトするのかを予想する

FA権を行使していたオリックスの糸井嘉男が阪神移籍を決断した。今後はオリックスが人的補償を選択するのかどうか注目される。

2016/11/24

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糸井獲得も、人的補償の可能性

 FA権を行使していたオリックス・バファローズの糸井嘉男は阪神タイガースに移籍することが決まった。

 福留孝介1枚だった打線の絶対的な核が2枚となり、金本知憲監督は安心しているに違いない。報道にある4年契約など35歳にしては疑問に残る部分があるにせよ、補強が成功したことは喜ばしい限りだ。

 とはいえ、そう喜んでいられない。
 なぜなら、阪神には次なる作業が待っているからだ。

 FAのルールでは、選手を譲渡した球団は、金銭に加えて人的補償も得られる。糸井は年俸Bランクと見られており、阪神は最悪の場合、金銭とともにプロテクト外選手を譲渡しなければいけないのだ。

 特に阪神は、どの選手をプロテクトするか否かの選択が上手くない球団のひとつと言える。
 過去に、新井貴浩を広島から獲得した際には、足のスペシャリスト赤松真人を譲渡。2011年に千葉ロッテマリーンズから小林宏が加入した際には、07年高校生ドラフト1の髙濱卓也を譲渡している。

 年齢は違うとはいえ、FAで獲得した新井貴、小林宏がチームを去り、赤松、髙濱は1軍選手として活躍しているのだから、たまったものではない。もっとも、阪神も平野恵一がオリックスにFA移籍した際には、高宮和也を譲り受けているのだが……。

 今回も、惜しい選手を譲渡してしまう事態は避けたいところだろう。
 そこで、今の阪神の戦力を分析してプロテクト選手28人を予測してみた。

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