2年契約延長、エルドレッドが評価される理由――満了すれば、球団外国人在籍最長に
広島は先日、エルドレッドら3選手との契約延長を発表。エルドレッドとは2年契約で満了すれば2度の日本一に貢献したライトルを抜き、外国人選手としては球団最長の在籍年数となる。
2016/11/30
ジョンソンも契約満了すれば投手としては球団最長の在籍に
エルドレッドと並ぶ5年在籍のロペスは96年に入団すると2年連続で打点王を獲得。ダイエー、米独立リーグを経て00年途中に広島に復帰すると、93試合で88打点と引き続き強打を発揮。復帰2年目も32本塁打、100打点と活躍したが、02年は春に前田智徳とのトラブルもあり、シーズン途中で退団した。
ペルドモは1年のみだが二刀流として活躍。
92年に1度入団するも1年で退団。その後96年に再入団し1年目は内野手、2・3年目は中継ぎとしてプレー。4年目の99年は内野手登録ながら投手としても17試合に登板。ペルドモ含め外国人3投手が登板することもあったが、当時外国人投手は3人以上登録できないとされており、違反ではないかと議論を呼んだ。
4年在籍は5選手。ディアスは来日1・2年目こそ676打席で16本塁打と長打に欠けたものの、3年目に開花し32本塁打。ペレスは広島では活躍できなかったものの、退団後メジャーで8年603試合に出場した。ベイルは1年目に11勝、2年目に24セーブと先発・抑えの両方で活躍を見せ、シュルツは2年目にリーグ最多ホールドとセットアップで貢献。
アメリカでは「最悪の全体1位指名の1人」と称されるバリントンも、日本では4年で40勝をあげている。シュルツとバリントンは共に後にオリックス入団も1年で退団。
ちなみに、2015年に入団したクリス・ジョンソンは、2016年6月に2017~19年の3年契約に合意。契約満了すれば広島在籍は5年となり投手としては球団最長となる。