【MLB】史上初、投手とDHでベストナインの大谷翔平。米メディア「22歳で、より一層印象に残る偉業を成し遂げた」
投手とDH、ダブルでベストナインを受賞した大谷翔平。米国でも22歳という年齢で印象的な偉業を成し遂げたと報じている。
2016/11/28
MLBは今季22歳のシーガーが新人王
今季、投手とDHでベストナインを受賞した大谷翔平。日本球界でも史上初の偉業が、日米両国で高く評価されている。
日本ハム入団当初から、大谷はメジャー志向が強く、将来的にMLBに移籍する見通しがあり、米国でも話題になっている。
その中で、米サイト『The score』では、未だMLB挑戦は不透明ながら、ベストナインのW受賞を機に、将来の移籍を見越して特集を組んでいる。
記事では、大谷の今季成績を以下のように紹介している。
投手成績
22登板 10勝4敗1ホールド 140回 174奪三振 防御率1.86 Whip 0.96
野手成績
323打席 104安打 打率.322 22本塁打 67打点 出塁率.416 長打率.588 OPS1.004
投げては101.9マイル(約165キロ)を記録し、日本歴代最速であることが紹介されている。
MLBでは、カブスのアロルディス・チャップマンの記録した105.1マイル(約169.1キロ)が歴代最速となっており、今後の伸び次第では更新も狙えるだろう。
打者としても、WBCの強化試合で東京ドームの天井直撃のツーベースを放つなど、国際試合でも活躍が目立っており、打者・大谷の評価も上がってきている。
成績だけでなく、圧倒的な得票で選出されたことも紹介されている。
投手としては111票を獲得し、2位の69票と42票差をつけた。野手としては190票で、2位の47票と大差をつけての受賞となった。
そして、記事では以下のように大谷を評している。
“What makes the feat even more impressive is that he’s only 22 years old.”
「彼は未だ22歳でありながら、より一層、印象的な偉業を成し遂げた」
22歳というと、今季MLBで新人王を受賞したロサンゼルス・ドジャースのコーリー・シーガーと同年齢であり、日本球界で投打の柱として活躍する大谷も注目されているというワケである。