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2016年MVPは新井、大谷が初受賞。90年以降でMVP複数回受賞した選手、両リーグで受賞した選手は?

28日、NPBアワードで今季のMVPを発表。セは新井貴浩、パは大谷翔平となった。

2016/11/29

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優勝していないチームからの選出

 2000年以降にMVPを受賞した選手のなかで、優勝していないチームから選出された例は以下のとおり。
 
【セリーグ】
2013年 ウラディミール・バレンティン   (ヤクルト)
 
【パリーグ】
2004年 松中信彦   (ダイエー)
2005年 杉内俊哉   (ダイエー)
2008年 岩隈久志   (楽天)
2014年 金子千尋   (オリックス)
 
 東京ヤクルトスワローズのウラディミール・バレンティンは、2013年に60本塁打、長打率.779と2つの1シーズン最高記録をマーク。シーズン最多本塁打の記録は49年ぶり、シーズン最高長打率は27年ぶりの更新となった。(前述の2部門は現在もバレンティンがトップ)

 当時、東北楽天ゴールデンイーグルスに所属していた岩隈久志は21勝した2008年に最多勝、最優秀防御率などのタイトルを獲得。そのほかにも、沢村賞、ベストナイン、最優秀バッテリー、そしてMVPなど、数々の栄光たる賞を手中に収めた。4年後に海を渡り、現在はシアトル・マリナーズで欠かせない存在となっている。

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