巨人移籍を決めた山口、逆風からのスタート。結果で「雑音」を封じこめられるか
横浜DeNAベイスターズからFAした山口俊投手の巨人入りが決まったが、逆風からのスタートになりそうだ。
2016/12/07
移籍にネット上では両ファンから厳しい声
その「覚悟」に期待したい。横浜DeNAベイスターズからFA(フリーエージェント)権を行使して読売ジャイアンツへの移籍が決まった山口俊投手のことである。
同じく福岡ソフトバンクホークスからFA権行使で巨人入りを決めた森福允彦投手とともに5日に行われた異例の同席入団会見に出席したが、ジャイアンツにとっては久々の巨大補強とあって早くもネット上はヒートアップ。両投手に対する注目度の高さがうかがい知れる。
特に山口俊については、G党のみならず古巣のDeNAファンからも相当な関心を集めている。ただし実際のところネット上のコメントを散見する限り、残念ながら厳しい意見のほうが圧倒的に多い。
DeNAの選手会長でありながらも10月30日に行われたチームの全体ミーティングを欠席。実はFA権行使の書類を提出した11月8日に自身がインスタグラム上で「ミーティング欠席報道の件ですが、連絡漏れで僕には全体ミーティングという情報がはいっていませんでした。これが事実になります」(原文ママ)と釈明したものの、ナゼかメディアは余り取り上げなかったこともあって古巣のミーティング欠席の悪い印象が未だ拭い去れていない影響も微妙に絡んでいるようだ。
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