12球団の17年コーチングスタッフ確定。西武と中日は新監督就任、ソフトバンクと巨人は大幅入れ替え
17年シーズンへ向けて、全12球団のコーチングスタッフが確定した。
2017/01/01
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新監督就任は2チーム
12球団の2017年の監督・コーチ陣の顔ぶれは以下の通りだ。
12球団で監督が交代するのは埼玉西武ライオンズと中日ドラゴンズの2チームだ。
西武は昨季まで中日の1軍作戦兼守備コーチを務めていた辻発彦新監督に、3年連続Bクラスに沈んだチームの再建を託した。現役時代はシュアな打撃と堅実な二塁守備に定評があった。また、西武・森祇晶監督、ヤクルト野村克也監督のもとでプレーした経験も大きな財産といえる。
コーチ陣は、橋上秀樹作戦コーチが参謀役として野手総合コーチに就任。昨季、韓国のハンファで内野守備コーチを務めた馬場敏史氏が内野守備走塁コーチとして招かれた。2軍に目を向けると、潮崎哲也ヘッド兼投手コーチが2軍監督に配置転換され、投手コーチには西口文也氏が初めてコーチとして名を連ねた。
中日は昨季途中から監督代行を務めていた森繁和ヘッドコーチが監督に昇格。チームは19年ぶりの最下位に転落したが、大島洋平と平田良介の2人がFA権を行使せず残留が決定したことで、臨戦態勢は整った。
さらに、オリックスで監督経験もある森脇浩司氏が内野守備走塁コーチに就任。内野守備や走塁面で力を発揮することになる。大塚晶文2軍投手コーチは、メジャーリーグ・パドレスの傘下3Aのチームへ投手コーチとして派遣されることになり、米国でスカウティングのための情報収集にも携わる。