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【台湾人記者の眼】台湾で愛される陽岱鋼、巨人入団で経済効果も!? 台湾人2人目の背番号2に懸かる期待

19日、台湾でも絶大な人気を誇る陽岱鋼の巨人入団会見が行われた。

2016/12/20

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背番号「2」にかかる期待

すでに背番号「2」をつけることが発表されている。この背番号は過去20年間で元木大介、小坂誠、小笠原道大や井端弘和などがつけており、活躍した選手が多い。
 
この背番号を陽岱鋼がつけるということは、巨人の陽に対する信頼の証明でもあり、彼自身の能力を高く評価している証明ともいえる。
ちなみに陽岱鋼は、初めて巨人で「2」をつける台湾人選手ではない。1924年生まれの呉新亨がいる。呉新亨は1946年から1953年まで、外野手としてプレー。1951と52年に巨人の初の日本一と連覇へ導いた。
 
今回の「2」という背番号に対しては、台湾の野球ファンにも「呉先輩と同じ背番号と外野手でプレーする。本当に頑張ってほしい」という声もあった。

記者会見で、筆者は日本語で「巨人という有名な球団に入団した。(今後)様々なストレスやプレッシャーがあると思うが?」と質問したところ、陽岱鋼は「いろいろ先輩に話を聞き、頑張るしかない。チームの優勝に貢献したい」と中国語で答えてくれた。
 
陽岱鋼の巨人入りは、台湾の野球史の新たな1ページになった。
2017年シーズン、日本と台湾の巨人ファンが一緒にドームで応援するシーンが見られるのが、今からとても楽しみだ。

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