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三連覇逃したソフトバンク。柳田、攝津、バンデンハークら主力の戦線離脱が響く【2016年通信簿】

2016年のソフトバンクは83勝54敗6分で2位に終わった。投打にタイトルホルダーを要しながら逃した三連覇。シーズン序盤、圧倒的な強さを見せて2位の日本ハムに11.5ゲーム差をつけていただけに、優勝を奪われ悔しい結果となったシーズンを振り返る。

2016/12/31

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千賀覚醒も攝津、バンデンハークの離脱で先発陣に狂い

投手4点
 攝津正(●)、バンデンハーク(△)、武田翔太(○)、和田毅(●)、千賀滉大(○)の先発ローテで開幕したが、シーズン終盤までローテを守り規定投球回を越えたのは和田(15勝)、武田(14勝)、千賀(12勝)の3投手のみだった。3投手が2ケタ勝利を挙げたのは昨季同様で、勝ち星でいえば今季の方が上回っている。しかし、5年連続開幕投手を務めた攝津は4月早々に2軍降格、バンデンハークも夏場をファームで過ごすなど、勝ち星の計算が狂ってしまったのも事実だ。

 自己最多の9勝をマークした東浜巨、中継ぎとして終盤にフル回転した岩嵜翔ら若手の安定ぶりはチームを救った。さらにパリーグ新記録となる43セーブを挙げた守護神・サファテの存在は大きかった。

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