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ハマの番長・三浦大輔氏が説くプロ野球の処世術。新人選手へ25年の経験値を伝授

11日にNPB12球団のルーキーたちは、新人研修会を受講した。

2017/01/12

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1軍でプレーすることと2軍でプレーすることは全然違う

 三浦氏はルーキーイヤーの1軍最終戦に登板し、1軍の良さを実感したと話している。
 
「1軍てこんなにいいものなのか。(最初は)2軍で投げたりしてきたんですけど、やっぱり全然違って。たくさんのお客さんの中で投げて、たくさんのマスコミの方に取材をしてもらって。2軍でいくら結果を残しても、給料はほどんど上がらない。1軍で1イニング、打席に立った方がお給料が上がりますし、楽しいこと、うれしいこと、やりがいがいっぱいある。この世界は1軍に上がらないとだめだ。そこで気付きました」
 
 プロ入りしたからといって、ずっとプロ野球選手でいられるわけではないのがプロの世界だ。新たに入団する選手がいるということは、その分球団を去る選手がいる。少しでも長くプロの世界で生き残っていくためには、結果を出さなくてはならない。
 

 最後に、希望に満ち溢れているルーキーたちにこうエールを贈った。
 
「俺はこの武器を持ってプロ野球に入ってきた。何か自分の武器があるからスカウトの目に留まって、プロ野球に入ってきた。その武器を見失わないように。しっかりと磨いて。武器があれば監督やコーチが使いたくなる。武器があれば絶対得。見てもらいたいなら結果を残さないと。同じサイクルで1年はあっという間だし、どんどん早くなっていく。この1年は本当に大事。無駄じゃなかったなと思えるように。子供たちに憧れられるように、夢を持たせられるようになってほしい」

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