今だから話る、始球式の舞台裏 2015年も中畑監督についていきます!【音楽と野球 歌うベイスターズ女子、トミタ栞さんインタビュー②】
『野球を〝エンターテインメント〟としても楽しめるものに――』。ベースボールチャンネルが掲げるテーマのひとつだ。今回はそれを実現すべく、音楽シーンのベイスターズ女子代表として、シンガーソングライターのトミタ栞さんに登場してもらった。昨年、始球式(7月5日・阪神戦(横浜スタジアム))で見事な投球を見せ、中畑監督をも驚かせた栞さん。ベイスターズとの出会いは? 魅力は? さらに始球式での感動&熱血秘話(!?)も公開。
2015/01/22
株式会社ソニー・ミュージックアーティスツ
順位が上がれば上がるほどうれしいけれど、まず脱5位を!
――特訓した甲斐がありましたね。
「貴重な体験をさせてもらいました。中畑監督ともお話ができて、グローブにサインも頂きました。『中畑監督はめちゃくちゃ明るくて元気な人』って聞いていたし、そういうイメージも持っていたけど、実際はすごく厳しい人なんじゃないかって思っていたんです。でも、すごく優しくて陽気な方で感動しました。『どんな歌を歌ってるの? ちょろっと歌ってよ』って話しかけてくださってので、少し歌ったら、歌で返してくださったんですよ。『ついていきます!』って思いました」
――昔レコードを出されているので、ご自身の歌だったのかな!? 歌と言えば、栞さんの歌詞には〝横浜〟が出てきますね。
「それだけ自分の中で近いものになっているんだと思います。地元でもないのに落ち着くんですよね。『だめだめだ』のカップリング『めぐりめぐる』の歌詞を書く際に、初めてというくらい、すごく煮詰まってしまったんです。そこで、ふだん悩んだ時によく行く桜木町に行ってみようと思って電車を降りて、夜の観覧車とかを眺めていたら、『ここを舞台にすればいいんじゃないかな?』って素直に思えて、ほぼその場で詞が書けました。私、桜木町からみなとみらいまで散歩するのが好きなんですよ」
――今となっては栞さんと横浜は切り離せない関係ですね。ベイスターズも……ですね。
「はい。『saku saku』も見ていて、ベイスターズファンの方がけっこういて、客席に青色が増えましたね。こういうのってなんか繋がるなあってすごく実感しています」
――では、2015年のベイスターズに期待することは?
「脱5位です。一気に目標を上げていくのは違う気がするので(笑)。もちろん上がれば上がるほどいいんですけど、まずはひとつ。脱5位を全力で応援したいと思います。今年も横浜スタジアムに行きます。がんばってください!」
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トミタ栞(とみた・しおり)
1994年2月1日生まれ。岐阜県出身。明るく元気なキャラクターをいかし、2012年4から音楽情報バラエティー番組「saku saku」(テレビ神奈川)の5代目MCを務める。2013年、ミニアルバム「トミタ栞」でCDデビュー。2014年12月10日にシングル「だめだめだ」、2015年2月18日には1stアルバム「もしもワールド」をリリース。2月1日には横浜Bay Hallにて21歳のバースデー・ワンマンライブを開催する。
4thシングル「だめだめだ」発売中
1stアルバム「もしもワールド」2月18日発売
オフィシャルウェブサイト http://www.tomitashiori.com/