『イケメン選手』を世間に売り出せ!「オリ姫」はネクスト「カープ女子」になれるのか?【どら増田のオリ熱コラム #6】
「カープ女子」の成功事例を参考に、女性ファンをいかに増やしていくか。これは各球団の観客動員における課題の一つであり、女性向けにさまざまなサービスを始めたり、新規グッズの開発に余念がない。オリックスも、侍ジャパンで知名度を上げた金子、伊藤をはじめ、西武時代もすさまじい人気があった中島の加入もあり、『イケメン男子』でオリックスの女性ファン(『オリ姫』)の増加を狙いたいところだ。
2015/01/23
『イケメン選手』を世間に売り出せ!
オリ姫がその域に達するまではまだ時間がかかるし戦略も必要だろう。
ところで、昨年の12月ちょっとした事件が起こった。女性向けプロ野球専門誌『プロ野球ai 1月号』の読者人気投票名物企画「第156回 いま光っているヒーローたち」において、伊藤光が4位、金子千尋が10位に選出されたのだ。
伊藤は前号20位からの大躍進で、金子も18位からのジャンプアップ。日本ハム時代から常連の糸井は、前月13位から23位に後退し、前月32位だった西勇輝は圏外になってしまったものの、駿太が29位と前月43位から飛躍している。
今季はドラフト1位の山崎福也がオリックスらしからぬイケメンが入団と騒がれた。さらに同企画の常連だった中島裕之もオリックスに加入し、今オフのメディア露出効果でT-岡田の女性人気も急騰中。糸井だけじゃなく金子や伊藤が侍ジャパンに主力で選出されたことで、オリ姫が増殖しムーブメントを作り上げられるだけのタレントは揃ったと言っても過言じゃない。
あとはイケメン選手たちがしっかり活躍をして球団が対世間に向かって売り出していけば、自然とオリ姫たちは球場に足を運ぶことになる。
古く(特に合併前)からのファンには異論があるかもしれない。
しかし昨年の京セラドーム大阪は開幕してからしばらくは強いにもかかわらずガラガラで、チームが可哀想だなと思う試合が結構あった。
その後、球団の企業努力もあり、超満員札止めの京セラドームで勝利を飾りヒーローインタビューに出てきた選手の表情はいつもより輝いているように見えたのは私だけだろうか?
先日発表された2015年シーズンのキャッチコピーは「輝氣(かがやき)2015 輝こう、一緒に。」。オリ姫効果でオリックスというチームを知ってもらい、新規のファンが加わることで選手が輝き、チームが強くなるのであれば私は大いに歓迎したい。
京セラドームの上段が常に開放され、セリーグから「交流戦の数を戻したい」と言わせるくらいビジターでも潤せるようになった時、オリ姫はカープ女子と並ぶ。
今年はシーズン中、オリ姫に関してもこのコラムで逐一追っていこうと思っている。