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WBCキューバ代表、3点差追いつくも…オリックス相手に課題を残す

2017/03/03

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ベースボールチャンネル編集部



 オリックス・バファローズ対WBCキューバ代表の強化試合が、3日に京セラドームで行われた。試合は3対3で引き分けとなった。
 
 キューバ打線には元読売ジャイアンツのフレデリク・セペダ外野手が3番DH、今季から福岡ソフトバンクホークスに移籍するアルフレド・デスパイネ外野手が4番レフトでスタメン入りした。
 
 オリックスは松葉貴大投手、キューバ代表はラサロ・ブランコ投手の先発で試合が始まった。
 
 キューバ投手陣は、先発のブランコの好投が光った。変化球を中心とした、打たせて取る投球でオリックス打線を翻弄し、4回を73球で1失点に抑えた。2番手のブラディミール・ガルシア投手は今大会で先発候補と見られているが、制球を乱す場面が見られ、2回を46球で1失点とやや球数が多くなってしまった。全5投手の継投となり、12被安打と多くの安打を浴びるも、要所を抑え最少失点に留めた。
 
 しかし、守備では盗塁、送りバント、スクイズなどを許す場面もあり、日本が得意とする攻撃への対応もまだ不慣れな様子であり、不安を残した。
 
 打線は、松葉-西勇輝-塚原頌平-海田智行というオリックス投手陣の前に7回まで沈黙。
全体的に早いカウントから積極的な攻撃を見せたが、外野に打球が飛ぶ機会も少なく凡打の山を築いてしまった。
 
 しかし、8回には5番手の吉田一将投手を攻める。8番フランク・モレホン捕手、1番ロエル・サントス外野手の安打でチャンスを作り、2番アレクサンデル・アヤラ内野手が2点タイムリーを放った。その後、3番セペダも安打で続き1死1・2塁と再びチャンスを作る。そして、5番ウィリアム・サーベドラ内野手の三ゴロをオリックス・鈴木昂平内野手がエラーする間に同点に追いつく。しかし、9回は三者凡退に終わり、勝ち越すことは出来なかった。
 
 また、4番デスパイネ、9番セスペデスといった注目選手は無安打に終わった。
 
 投打に課題を残し、引き分けに終わったキューバ代表。次は5日に阪神タイガースと対戦予定となっている。



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