巨人、助っ投リレーと阿部、坂本のアベック弾で投打かみ合い、わずか2時間半の開幕勝利。
2017/03/31
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31日、セ・リーグ開幕戦となる読売ジャイアンツ対中日ドラゴンズが東京ドームで行われ、読売ジャイアンツが6-2で勝利を収めた。テンポよく試合が進んだため、両軍合わせて17安打を放つ試合だったが、2時間半程度で試合終了となった。
勝利投手はマイコラス(1勝)、敗戦投手は大野(1敗)となり、マイコラスは、巨人では99年のバルビーノ・ガルベス投手以来の外国人開幕勝利投手となった。
試合は初回から動いた。1回裏、先頭の中井が安打で出塁すると、4番・阿部が今季1号となる2点本塁打で幸先よく先制。
3回には2番立岡の安打、3番坂本の四球でチャンスを作ると、4番阿部、5番マギーに連続適時打が生まれ更に2点を追加した。
5回に中日が反撃に出た。無死から6番遠藤と7番のルーキー・京田の連打でチャンスを作ると、8番杉山の犠飛、9番大野の打球を二塁手の中井の後逸で2点を返した。
しかし、その裏の攻撃では、巨人の上位打線が再び繋がる。1番中井が安打で出塁すると、2番立岡はバントを失敗してしまうも、3番坂本が右中間に2点本塁打を放ち再び4点差とした。
その後はマイコラス、マシソン、カミネロの助っ投リレーで中日打線の反撃を抑え込み、巨人は開幕戦快勝を決めた。
中日先発・大野は6回6失点と精彩を欠き、打線も2得点と封じられ、開幕戦黒星スタートとなった。
明日の予告先発はジャイアンツが田口、ドラゴンズがバルデスとなっており、東京ドームで14時プレイボールの予定だ。