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ホークスの守護神・サファテが外国人最多S更新。ホークス移籍後は制球力が向上し安定感増す

2017/04/02

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福岡ソフトバンクホークスのデニス・サファテ投手が、2日の千葉ロッテマリーンズ戦で、横浜ベイスターズ(現DeNA)、読売ジャイアンツで活躍したマーク・クルーン投手の通算177Sを抜き、通算178Sで外国人投手の最多セーブ記録を更新した。
 
2011年に広島東洋カープに入団したサファテは、抑えやセットアッパーとして長年活躍してきた。2013年には西武ライオンズに所属し、2014年からは福岡ソフトバンクホークスで守護神を務め続けている。
 
以下、2016年シーズンまでのサファテのNPB通算成績である。
 
2011年 57登板 1勝3敗 35セーブ 1ホールド 防御率 1.34 82奪三振 16与四球
2012年 47登板 2勝5敗 9セーブ 4ホールド 防御率 2.90 44奪三振 24与四球
2013年 58登板 9勝1敗 10セーブ 16ホールド 防御率 1.87 66奪三振 24与四球
2014年 64登板 7勝1敗 37セーブ 7ホールド 防御率 1.05 96奪三振 22与四球
2015年 65登板 5勝1敗 41セーブ 9ホールド 防御率 1.11 102奪三振 14与四球
2016年 64登板 0勝7敗 43セーブ 8ホールド 防御率 1.88 73奪三振 11与四球
 
年平均59試合と登板過多気味にあるが、ケガによる離脱が少なく安定した成績を残し続けている。また、ホークス移籍後はセイバーメトリクスの指標であるK/BB(一般的に3.50を超えると優秀とされる、制球力を表す指標の一つ。奪三振÷与四球で算出される)が向上している。
 
ホークス入団前の3年間の平均は3.00という数字を残していたが、移籍後は5.77と大きく向上。昨季も6.64と非常に優秀な数字を残している。
 
2013年シーズンまでは制球面に不安を残す粗削りさが見られていたが、近年は安定した制球、衰えない球威で各球団の打者を圧倒する投球を見せている。
 
通算178Sを記録し、名球会入りの通算250Sまで残り72Sと射程圏内に入ってきたサファテ。歴代最強クラスの助っ投右腕は、どこまで記録を伸ばし続けられるだろうか。



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