中日、2日連続の延長戦に持ち込むも15残塁の拙攻で5連敗。広島は少ない好機活かす
2017/04/06
6日、ナゴヤドームで広島東洋カープ対中日ドラゴンズの一戦が行われ、3-5で広島が勝利を収めた。
中日は、この敗戦で1引き分けを挟み開幕5連敗となった。
好機で一打が出ない。中日打線は相手を上回る15安打を放ったが、15残塁と走者を活かしきれなかった。
3回には8番・杉山、9番バルデスが四球で出塁し、無死1・2塁と先制のチャンスを作るが、1番・大島は一邪飛、2番・京田は三飛、3番ゲレーロは空振り三振に倒れるなど、進塁打すら放つことが出来なかった。
6回にも無死満塁と絶好機を作ったが、7番遠藤は見逃し三振、8番藤井に至っては二ゴロ併殺打に倒れ無得点。
その他のイニングでも一打が出れば得点のチャンスを度々作っていたが、いずれも後続が続かなかった。
しかし、9回には二死2塁と、アウト1つで敗戦という絶体絶命の状況から、3番・ゲレーロが適時三塁打、4番・ビシエドが同点適時打を放ち、試合を振り出しに戻した。
9回に打線がようやく繋がったが、延長11回に救援陣が捕まってしまう。
中日は11回一死から左腕の岡田を投入。しかし、1番・田中、2番・菊池、3番・丸に3連打を浴び一死満塁のピンチを作ると、7番手・祖父江が4番・新井に右犠飛を放たれ勝ち越しを許す。また、中日守備陣は、タッチアップを狙った一塁走者・丸の挟殺を狙う間に二塁走者・菊池の生還を許してしまい、1本の犠飛で2点を失ってしまった。
中日は11回裏にも一発が出れば逆転サヨナラというチャンスを作ったが、3番・ゲレーロは一飛、4番・ビシエドは二飛に倒れ試合終了。
大島、ビシエド、平田が猛打賞を記録するも、得点には繋がらず中日は37年ぶりの開幕5連敗となった。
一方の広島は得点圏に走者を進めたのは4回と7回と11回のみだったが、中軸が少ないチャンスで役割を果たし、勝利へ繋げた。