ロッテ、この日昇格の細谷の3点本塁打で連勝!ドラ1ルーキー・山岡の初勝利はお預け
2017/04/13
13日、オリックス・バファローズ対千葉ロッテマリーンズの一戦が京セラドーム大阪で行われ、2-3でロッテが勝利を収め2連勝を飾った。
オリックス先発は、ドラフト1位ルーキーの山岡。対するロッテ先発は、クローザーから先発に再転向した西野。この試合では両投手が好投を見せ、投手戦の様相を呈していた。
山岡は初登板ながら、6回までロッテ打線を散発3安打に抑える好投を見せ、味方の援護を待った。すると、好投を続けるルーキーに応え、6番・T-岡田が逆方向の左中間スタンドに今季3号となるソロ本塁打を放ち、待望の先制点を奪った。
しかし、7回にロッテ打線がルーキーにプロの洗礼を浴びせた。7回に先頭の4番・福浦が四球で出塁すると、5番・井上は二塁打を放ち無死2・3塁とチャンスを作る。そして、今日昇格の6番・細谷が逆転3点本塁打を放ち、2点のリードを奪った。ルーキー・山岡は本塁打を浴びたところで降板。6回を被安打5、5奪三振、2与四球、3失点という内容だった。
山岡は、降板後に以下のようにコメントを残した。
「6回まではイメージに近い投球ができたと思いますが、7回ですね。先制してもらったのに、先頭にフォアボールを出して、1点を守らなければという思いが強くなってしまいました」
山岡は初登板で黒星を喫してしまったが、6回3失点と試合を作っただけに、次回登板では打線の援護を受けて初勝利を掴みたいところだ。
7回以降、ロッテは大谷、内、益田と繋ぎ、なんとかリードを守り切り逃げ切った。オリックスは9回に益田から1点を返し、なおも同点のチャンスを作っていたが最後は2番・西野が二飛に倒れ試合終了。
オリックスは、相手を上回る9安打を放ちながら、試合を作ったルーキー・山岡を援護できず本拠地で連敗を喫してしまった。