日本ハム・村田は4回1失点で降板も森本がプロ初安打、清水もプロ初打点と若手が躍動しソフトバンク降す
2017/04/13
13日、北海道日本ハムファイターズ対福岡ソフトバンクホークスの一戦が札幌ドームで行われ、3-2で日本ハムが勝利を収めた。
日本ハム先発は、7年ぶりに日本球界に復帰した村田。巨人時代には1軍登板なしで戦力外となり、その後2015年に3Aで最多勝を獲得した男が、日本球界3試合目で先発のマウンドに立つことになった。
対するソフトバンク先発はバンデンハーク。日本ハムは主力を欠きながらも、小刻みに得点を奪い、難敵・バンデンハークを攻略した。
1回、先頭の1番・西川が二塁打で出塁すると、2番・中島が手堅く犠打で送り、3番・近藤がしっかりと犠飛を放ち、1点を先制した。
また、2回には5番・田中、8番・森本のプロ初安打でチャンスを作ると、9番・清水の適時打で2点目を追加。また、清水もこの回にプロ初打点を記録と、初物づくしのイニングとなった。4回にも7番・石井一が適時打を放ち、バンデンハークから3点を奪った。
プロ初スタメンで初安打を放った森本は「甘い球が来たら、初級から積極的に打ちにいこうと思っていたので、思い切って振れて良かったです。良いチャンスを貰っているので、この後もしっかりとやっていきたいです」とコメントを残した。
先発の村田は4回まで1失点と試合を作っていたが、5四球を与え88球と球数を要していたため5回表で降板となった。
日本球界初先発となった村田は、降板後に以下のようにコメントした。
「先発として、せめて5回は投げたかったんですけど、四球が続いて、流れを悪くしてしまったので、申し訳ない気持ちですね。通常通り、気負いなく投げられたので、あとはゲームを作れたら良かったです。また、初回から点数を取ってくれたチームに感謝したいです」
村田の降板後は、鍵谷、谷元、宮西、石川直、増井と5投手の継投でソフトバンク打線の反撃を封じリードを守り切った。
若手が躍動し、日本ハムは今季初の連勝をマークした。一方のソフトバンクは、投打がかみ合わず連敗で貯金0となってしまった。