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巨人ファンが語る「最初で最後の高橋由伸」とは?

巨人では25年ぶりとなる兼任コーチ誕生。チーム最年長選手としてジャイアンツを支える高橋由伸の存在は貴重だ。

2015/02/06

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ジャイアンツ懐かしのスターも、最後は他球団のユニフォーム

最初から最後まで、選手とファンが喜びも悲しみも衰えも共にする。
今の変化の速い球界では、なんでもないようなことが幸せだったジャイアンツ。
ラミレスや小笠原、さらに清原でさえも別れは突然だった。
急激に衰え、退団。ディスる間もありゃしねぇ。一瞬すぎてろくに見送る事も出来へん。
さらに桑田、二岡、清水、仁志といった懐かしのスターも、みんな最後は他球団のユニフォームで現役生活を終えている。
多分、上原浩治や高橋尚成が巨人に戻ってくることもないだろう。
 
だからこそ、高橋由伸の存在は貴重だ。
今世紀、チームの生え抜き選手で、40歳を過ぎて巨人で現役を続けた選手はひとりもいない。
そして、誰もいなくなり、ヨシノブだけが残ったのだ。
近い将来、天才打者のプレーヤーとしてのキャリアは終わるだろう。
なのに、不思議と喪失感はない。
 
これでお別れじゃなく、ファンは「その先」があると分かっているからだ。
さよならだけどさよならじゃない。
コーチ兼任のその先へ。今はただ最初で最後の「40歳の背番号24」を見に東京ドームへ足を運ぶ。
2015年、巨人の主将は阿部から坂本へと代わった。
だけど、いまだにチームの大将は高橋由伸なのである。
 
See you baseball channel……

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