【4月20日のセ・リーグ試合結果】De梶谷決勝打、中日は逆転勝利も開幕から17試合連続で先発に勝ち星なし
2017/04/20
〇DeNA5-3広島●
DeNAが延長戦を制し、首位・広島との3連戦を2勝1敗で勝ち越した。
DeNAは2回に無死から筒香の二塁打、ロペスの安打でチャンスを作り、倉本の遊ゴロの間に1点を先制。その後も7回に井納の適時打、大瀬良の暴投の間に得点し、2点を追加した。
しかし、6回無失点と好投していた先発・井納が7回に広島打線に捕まってしまう。7回先頭の松山が二塁打で出塁すると、エルドレッド、安部が連打で続き1点を失う。そして、代打・小窪に同点2点適時打を浴びてしまい、試合を振り出しに戻されてしまった。
その後、両軍投手陣が粘り試合は延長戦に突入したが、10回にDeNAが相手のミスに付け込み得点を奪った。10回、先頭の戸柱が安打で出塁すると、桑原、石川が連続で四球を選び、一死満塁のチャンスを作る。そして、続く梶谷が勝ち越し適時打、筒香が左犠飛を放ち2点のリードを奪った。
10回裏は、18日に救援を失敗したパットンが登板。パットンは堂林・田中・菊池を三者凡退に抑え、前回登板の雪辱を果たした。
広島は7回に連打で追い上げを見せたが、3番手・今村が誤算だった。また、広島は今季初の連敗でカード負け越しとなった。
〇中日5-2阪神●
中日が終盤に猛攻を見せ、今季初のカード勝ち越しを決めた。
中日先発は大野。大野は6回を123球、1失点と試合を作ったが、今日も打線の援護がなく、勝利投手の権利を得ることなく降板。これにより、中日は開幕から17試合連続で先発投手に白星なしとなった。
しかし、中日は0-1で迎えた7回に、苦戦していた青柳を攻め勝ち越し点を奪う。この回先頭の平田はソロ本塁打を放ち、同点に追いつく。続く藤井も安打で出塁するが、亀澤の打席で盗塁死。嫌なムードが流れたが、亀澤が安打で出塁すると、松井雅も四球で出塁。代打・井領も内野安打で繋ぎ、二死満塁と絶好機を作る。
ここで阪神は青柳から桑原にスイッチ。その後、今日誕生日を迎えた京田が桑原から2点適時打を放ち勝ち越しに成功。
その後、中日は8回に1点差に迫られたが、その裏の攻撃でビシエドが今季1号となる2点本塁打を放ち、リードを広げた。そして、9回は田島が上位打線を三者凡退に抑え試合終了。中日は劣勢を跳ね返し、連勝を決めた。また、好リリーフを見せた2番手・祖父江は嬉しいプロ初勝利を手にした。