昨季覇者・日ハムはまさかの5連敗中。カギは西川、主砲・中田の復帰で勝ち越しなるか【パ第7節展望】
プロ野球は第7節に突入する。北海道日本ハムファイターズは、前々節から白星がない。今カードの頭は、復帰登板を白星で飾れなかった上沢直之投手が先発のマウンドに立つが、チームを勝利へ導くピッチングを見せられるか。また、右内転筋筋挫傷で戦列を離れていた中田翔内野手が23日から復帰見込みとの情報もある。主砲が復活するまでに連敗を止め、今節は勝ち越したい。
2017/04/21
ロッテは連敗脱出なるか
5位 ロッテ ― 2位 オリックス 2勝1敗 ZOZOマリン
土曜日からの2連戦だ。
4連敗中と苦しむロッテだが、救いは試合が詰まっていないことだ。1日のインターバルを良い意味で力に変えていきたい。
初戦の先発はエースの涌井秀章が上がる。前回登板で今季初勝利を挙げ、これからエンジンの回転数を上げていく。2戦目の先発は唐川侑己か。前回登板では3回を持たずに8安打5失点と荒れた。ルーキーの佐々木千隼、今季初登板で好投を見せた二木康太がローテーションの座を狙っているだけに、背水の登板になるだろう。
打線の方は、なかなか状態が上がってこない。前週は細谷圭、前節からは荻野貴司が昇格してテコ入れを図っているが、どこまでつながりが生まれるか。調子のいい選手から並べる打順にするなど思い切った策がいいかもしれない。
2位と好位置につけているオリックス・バファローズは、試合数が少ない分、投手陣をうまく起用していきたい。
初戦の先発はWエースのひとり西勇輝が上がる。2試合を投げて1勝0敗。防御率1.13と調子は上々だ。前週の登板が雨で流れ、万全を期して今回登板に臨む。2戦目はルーキーの山岡泰輔になるだろう。プロ初先発の前回は7回途中3失点。一発に沈んだが、同じロッテが相手とあって期するところがあるはずだ。
打線の方はステフェン・ロメロが体調不良から復帰。1番の宮崎祐樹の調子がよく、ロメロの後を打つ、小谷野栄一、T-岡田、中島宏之が3割超えの打率で援護する。打線に切れ目がなく、このまま連勝を続けたい。