【4月21日のパ・リーグ試合結果】L菊池4年ぶり完封、日ハム今季2度目6連敗、ホークスサヨナラ勝ち
2017/04/21
〇西武9-0日本ハム●
投打で日本ハムを圧倒した西武が大勝を収めた。
日本ハム先発は今季初勝利を狙った上沢だったが、上沢は初回から西武打線に捕まってしまった。
初回、秋山の先頭打者本塁打で先制すると、その後安打や四球でチャンスを作り、中村が犠飛を放ち2点目を奪った。西武は3回に中村の今季5号となる2点本塁打、4回には源田、浅村の連続適時打で4回までに6点を奪い、上沢をKOした。
その後も、6回に秋山のこの日2本目のソロ本塁打で1点、8回には浅村の安打を右翼手・大累が後逸する間に2点を追加するなど、攻撃の手を緩めなかった。
投げては、味方の援護に恵まれた先発・菊池が9回144球、無失点で4年ぶりとなる今季初完封を上げ、中継ぎ陣を休ませる熱投を見せた。
投打に振るわなかった日本ハムはこれで今季2度目の6連敗を喫し、借金は10となってしまった。
〇ソフトバンク4×-3楽天●
ソフトバンクが3点ビハインドを追いつき、延長戦で勝利を収めた。
ソフトバンク先発は中田。中田は立ち上がりを攻められ1点の先制を許すと、2回に岡島、5回には茂木にソロ本塁打を許してしまい6回途中3失点で降板となった。
楽天先発・釜田はボールを低めに集める投球が冴え、5回まで1安打の好投を見せていたが、6回二死から中村に四球、今宮に内野安打を許したところで降板。
その後、ワンポイントで登板した2番手・高梨が柳田に四球を与え二死満塁とすると、内川を迎えるところで福山を投入。しかし、福山は内川、松田に適時打を浴びてしまい、試合を振り出しに戻されてしまった。
ソフトバンクは9回裏に楽天守護神・松井裕から一打サヨナラのチャンスを作ったが、活かすことは出来なかった。
その後、両軍決め手を欠き12回まで無得点だったが、ソフトバンク打線が12回に楽天8番手・青山を攻略した。
12回先頭の中村が中前安打で出塁すると、今宮が犠打で送り一打サヨナラのチャンスを作る。その後、柳田、代打・長谷川が連続で四球を選び一死満塁とすると、デスパイネがセンターに犠飛を放ち、試合を決めた。
楽天は序盤のリードを守れず、打線も5回以降に沈黙してしまい、今季初の連敗を喫した。