広島対巨人、首位攻防戦初戦は野村vs菅野。注目は2人の“エースキラー二塁手”【セ第8節展望】
前節は3カードとも関東で行われたが、今節は西側で開催される。読売ジャイアンツは、今季初のマツダスタジアムでのゲームだが、苦手のマツダスタジアムで広島東洋カープ戦初勝利なるか。
2017/04/25
中日・小笠原の昇格濃厚か
6位 中日 ― 5位 ヤクルト 1勝1敗0分 豊橋、ナゴヤドーム
カード頭は、昨季に照明施設の不具合でウエスタン・リーグの試合が中止となった豊橋市民球場で行われ、その後ナゴヤドームでの連戦となる。ドラゴンズは20日に5位に浮上するも、その翌日には再び最下位へと転落した。地元に戻って、最下位脱出を狙う。
今季5人でローテーションを回している中日は、23日に若松駿太を抹消したため必然的に一人上げてくるだろう。小笠原慎之介投手の昇格が濃厚か。
昨季はルーキーイヤーながらも12試合に先発し、なかでもヤクルト戦は2試合に先発して1勝1敗。11.2回で3失点、被打率.179と比較的得意としているチーム相手の登板となりそうだ。好調の雄平と中村悠平に打たれないよう、どう対策を練るかが重要となるだろう。
平田良介はヤクルトの初戦先発・山中浩史と、2戦目登板予定のデービッド・ブキャナンとの相性が良い。平田は山中との昨季対戦は5打数3安打、今季から加入したブキャナンとの対戦は2打数2安打と打率10割をマークしている。また、現在セトップの35安打をマークするなど好調の大島が、ヤクルトの投手陣から放ったヒットは今季1本のみ。どう打ち崩せるかがカギとなりそうだ。
ガラガラの客席が目立ち、あまり“ホーム”と感じられなくなっているナゴヤドームにファンを再び集めるためにも、ドラゴンズはこのあたりで最下位脱出し勢いをつけたい。