【4月25日のパ・リーグ試合結果】T-岡田3安打3打点、E辛島7回2安打1失点、日本ハムは9連敗
2017/04/25
〇ソフトバンク7-5日本ハム●
今季初の北九州市民球場で開催された一戦はソフトバンクが勝利を収め、日本ハムは泥沼の9連敗を喫してしまった。
序盤に先制点を奪ったのは日本ハムだった。ソフトバンク先発・千賀から大野の安打と西川の四球でチャンスを作ると、2番に抜擢された松本がプロ初となる本塁打を放ち、3点を先制した。
しかし、日本ハム先発・高梨がリードを守れず5回途中3失点でKO。そして、6回には3番手・谷元が2失点を喫してしまい、ソフトバンクが2点リードとなった。
日本ハムは、8回に松本がこの日2本目の本塁打を放ち1点差に迫ったが、8回に5番手・井口が2失点を喫し点差を広げてしまう。その後、打線は9回にソフトバンク守護神・サファテから1点を奪うも、反撃及ばずゲームセットとなった。
〇楽天4-2ロッテ●
楽天が3連勝を飾り貯金を10とした。今日の試合でも楽天は序盤から得点を重ね、試合を優位に進めた。
初回、ペゲーロの二塁打とウィーラーの安打で一死1・3塁とチャンスを作ると、続くアマダーがしっかり犠飛を放ち、1点を先制した。2回にも今江と島内の連打でチャンスを作り、嶋の犠飛で1点を追加。その後も4回にペゲーロの適時打、8回には嶋の本塁打で小刻みに得点を奪った。
楽天先発・辛島は7回を被安打2、6奪三振、無四球、1失点の好投を見せ、味方のリードを守った。その後、2番手・ハーマンが暴投で1点を失ったが、3番手・福山、4番手・松井裕がロッテ打線の反撃を断ち試合を締めた。
ロッテは投打に振るわず、カード初戦を白星で飾ることは出来なかった。
〇オリックス5-4西武●
パ・リーグ同率2位の対決は、オリックスに軍配が上がった。
初回、オリックスは西武先発・多和田から二死1・2塁のチャンスを作ると、T-岡田に適時打、モレルに今季初安打となる2点適時打が飛び出し、3点を先制。その後、4回にもT-岡田に適時打を放ち、4点のリードを奪った。
しかし、5回にオリックス先発・ディクソンが西武打線に捕まった。5回一死から木村に安打を浴び、炭谷に四球を与えピンチを作ると、秋山、源田、メヒアに適時打を浴びてしまい同点に追いつかれてしまった。
同点に追いつかれたオリックスだったが、5回裏にT-岡田が右中間へソロ本塁打を放ち、1点を勝ち越した。その後、海田・吉田一・黒木・平野がそれぞれ1イニングを無失点に抑え、オリックスが接戦を制し西武の連勝を4で止めた。
先発・ディクソンは5回4失点と本調子ではなかったが、打線の援護もあり4勝目を手にした。
西武は5回に追い上げを見せたが、試合後半は打線がオリックス救援陣を捉えられず、単独3位に後退した。