日本ハム、栗山監督の誕生日を白星で飾れず2005年以来12年ぶりの10連敗
2017/04/26
26日、福岡ソフトバンクホークス対北海道日本ハムファイターズの一戦がヤフオクドームで行われ、4-1でソフトバンクが勝利を収めた。
この試合で、日本ハムは2005年以来12年ぶりの10連敗を喫した。日本ハムの最大連敗記録は、1984年に記録した14となっている。
日本ハムは、今日も先発投手が試合を作ることが出来なかった。先発・村田は立ち上がりを攻められ、今宮の本塁打、内川の適時打、デスパイネの2点本塁打で4失点。ソフトバンクに試合の流れを掴ませてしまった。その後、村田はピンチを招く場面もあったが要所を抑え2回以降は無失点。しかし、初回の失点がチームにとって致命傷となってしまった。
村田は4回4失点で降板となったが、後続の榎下・武田久・石川直・増井はそれぞれ無失点と奮闘。しかし、打線がソフトバンク投手陣の前に、レアードのソロ本塁打で1点を奪うのみに留まり、栗山監督の56歳の誕生日を白星で祝うことは出来なかった。
先発・村田は降板後に以下のようにコメントを残している。
「初回の立ち上がりですね。大事に行かないといけなかったんですけど、甘く入ってしまいました。最低でも2回以降のピッチングを頭からしないといけませんでしたね。(次回に向けて)切り替えてやるしかありません」
また、吉井投手コーチは村田について以下のように評した。
「ブルペンでは低めにビシビシ行っていたし、調子は悪くないんだと思う。ただ、やっぱり緊張するのかな、試合に入ってからなかなか押さえ切れないように見える。低めのボールでゴロを打たせるピッチャーだから、とにかく低めに集めること。まだまだ頑張れ!」
以前、先発投手として11連敗を止める好投を見せ、打線の大量援護を呼びこんだのは、当時28歳の江尻慎太郎投手だった。明日先発予定となっている24歳の若手左腕・加藤はチームの連敗を止める好投を見せられるだろうか。