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阪神が投手戦を制しカード勝ち越しを飾る。阪神・高橋が中日時代の2008年以来のセーブを記録

2017/04/30

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 30日、阪神タイガース対中日ドラゴンズの一戦が甲子園球場で行われ、阪神が3-2で白星を手にした。
 
 阪神先発は能見、中日先発・ジョーダンで始まった試合は、両軍互角の投手戦を繰り広げた。
 
先制点を奪ったのは中日だった。初回、中日は一死から荒木が安打を放ち、続く平田、ビシエドが連続で四球を選び満塁のチャンスを作る。そして、藤井の打球を三塁・キャンベルが失策し1点を先制。続く堂上もセンターに適時打を放ち、中日は能見から2点を先制した。
 
 反撃を期したい阪神は、3回に2四球と安打で満塁のチャンスを作ると、4番・福留が2点適時打を放ち同点に追いついた。
 
その後、能見とジョーダンは共に6回2失点という内容で降板し、その後は救援陣が粘っていたが、試合は8回に動いた。
 
 7回から登板し、2イニング目に入った祖父江が自らのミスでピンチを広げ、阪神に勝ち越しを許してしまった。
 
 8回、先頭の上本が四球で出塁。続く糸井、福留は凡退し二死となったが、原口、代打・高山が連続で四球を選び二死満塁と絶好機を作る。そして、続く北條が適時打を放ち、1点を勝ち越した。
 
 9回は昨日の試合で失点を喫した守護神・ドリスではなく今季10登板で防御率1.35と好調の左腕・高橋が登板。高橋は代打・杉山、京田、大島を危なげなく三者凡退に抑え試合を締めた。好リリーフを見せた3番手・桑原が今季2勝目、高橋は中日時代の2008年以来となるセーブを記録した。
 
 中日は2番手・祖父江が四球で自滅してしまい、接戦をモノにすることが出来なかった。



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