ソフトバンク、絶好調決勝上林の本塁打で鮮やかな逆転勝ち「日頃の監督、コーチのアドバイスに感謝」
2017/05/05
千葉ロッテマリーンズ対福岡ソフトバンクホークス(5日 ZOZOマリン)は9回表にロッテ抑えの益田からデスパイネ、上林の本塁打で3点を奪ったソフトバンクが3-2で勝利。工藤公康監督の誕生日に最高のプレゼントを贈った。
先発の中田は3回に2死二三塁から3番・細谷にしぶとく中前2点適時打を放たれ、先制を許す。しかし、8回までロッテ打線を5安打に抑え、味方の援護を待ち続けた。
ロッテは先発・涌井が7回無失点に抑え、勝利の方程式で逃げ切りを狙うが、9回に益田が内川を四球で出塁させると、続くデスパイネに甘い変化球を完璧にとらえられ土壇場で同点に追いつかれる。
さらに益田は前のカード3試合で3本塁打と絶好調の上林にもソロ本塁打を浴び、一気に逆転を許した。9回裏はサファテで抑えたソフトバンクが3-2で勝利し5連勝。一方のロッテは5連敗となった。
上林は試合後のインタビューで9回の本塁打に関して、「本塁打は狙っていなかったが、結果的に最高の形になってよかった」と答え、「日頃の監督、コーチのアドバイスに感謝したい」と自身の好調の要因を振り返った。