【11日のセ・リーグ結果】De筒香決勝打、ウィーランド3勝目、ヤクルト12得点で大勝、山田4安打
2017/05/11
〇DeNA4-3中日●
DeNAが終盤の集中打で逆転勝利を収めた。
DeNAは初回、ロペスの今季第7号となるソロ本塁打で1点を先制したが、4回に先発・ウィーランドが京田、荒木、大島の3連打で満塁のピンチを作ると、ビシエドに2点適時打、高橋に犠飛を浴びてしまい逆転を許してしまう。
しかし、DeNA打線が中日2番手・岡田の攻略に成功した。7回、先頭の代打・エリアンが安打で出塁すると、続く倉本が2点本塁打を放ち同点に追いつく。そして、2死からロペスが二塁打で出塁すると、筒香の打席で捕逸がありロペスは3塁に進塁。すると、筒香が適時打を放ち、1点を勝ち越した。
リードを奪ったDeNAは、山崎康・砂田・三上・パットンと勝ち継投を投入。7回以降を無失点に抑え試合を締めた。先発・ウィーランドは降板直後に打線が勝ち越したため、今季無傷の3勝目を手にした。
中日は2番手・岡田が誤算でまさかの逆転負けを喫してしまった。中日先発・バルデスは今日も6回1失点の好投を見せたが、またも今季2勝目を手にすることが出来なかった。
〇ヤクルト12-3広島●
ヤクルトが大量得点を奪い、カード勝ち越しを決めた。
ヤクルトは1回から8回まで毎回走者を出す猛攻を見せ、15安打12得点と打線爆発。本塁打は1本もなかったが、不振の山田が4安打を放つなど、クリーンナップの山田、雄平、バレンティンの3人で8安打7打点を記録した。
また、今日は中軸だけでなく、他の選手も安打を積み重ねた。ヤクルトは序盤から小刻みに得点を重ね、6回までに7点を奪い広島先発・福井をKOした。そして、2番手として登板した高橋樹からは、8回に雄平、武内、大引が適時打を放ち、5点を奪い試合を決めた。
投げては、先発・石川が6回途中2失点と試合を作り、救援陣も広島打線の反撃を1点に留め、リードを守り切り白星を掴んだ。
広島は福井と高橋樹の2人しか登板がなかったが、2人で大量12失点と試合を壊してしまい、2カード連続の負け越しとなった。