楽天・茂木が球団初となる生え抜き野手2ケタ本塁打に挑戦。過去最多は島内の9本
2017/05/25
東北楽天ゴールデンイーグルスの茂木栄五郎内野手は、21日の千葉ロッテマリーンズ戦で今季第9号となるソロ本塁打を記録。楽天の生え抜き野手最多本塁打記録に並んだ。
現在、楽天の生え抜き野手最多本塁打は、昨季に島内宏明外野手が記録した9本となっている。それ以前の最多記録は、2007年に草野大輔、2013年に枡田慎太郎が記録した8本となっていた。
楽天では、他球団から移籍してきた山崎武司・鉄平といった日本人選手がシーズン10本以上の本塁打を放っていたが、2004年の球団創立以降にドラフト指名した生え抜き選手は、誰も10本の壁を破れていなかった。
昨季、島内は17試合を残して9本塁打に到達したが、10本の大台を超えることは出来なかった。しかし、今季の茂木は105試合を残して9本に到達したため、このままケガなく活躍を続ければ、大台突破はほぼ確実だろう。
茂木は今季、36試合に出場し148打数49安打で打率.331、9本塁打、28打点、22四球、出塁率.419と、2年目のジンクスを物ともせず非常に優秀な成績を残している。
2年目ながら、首位・楽天のリードオフマンとしてチームを牽引している茂木。オールスターファン投票の中間発表で遊撃手として1位に選出された若き逸材から、今後も目が離せない。