巨人、菅野でも止められず球団ワーストタイの11連敗。終盤に投手陣乱調
2017/06/06
●巨人5-8西武〇(メットライフドーム)
6日、読売ジャイアンツは敵本拠地・メットライフドームで西武ライオンズと対戦。一時は3点リードを奪っていたが、終盤に投手陣が乱れ5-8で敗戦となった。
この試合で巨人は、1975年9月に記録した球団ワーストタイの11連敗となった。
前半は巨人ペースで試合が進んでいた。0-0で迎えた3回に陽岱鋼の移籍後初安打となる適時打で2点を先制。そして、5回には阿部の適時打で1点、6回にはクルーズの犠飛、小林の適時打で2点と、西武先発・野上から5点を奪った。
しかし、先発・菅野がリードを守り切れなかった。菅野は5回終了時まで2失点に抑えていたが、6回一死から突如乱れた。6回、菅野は栗山にソロ本塁打を浴びると、メヒアに二塁打、外崎に四球を許しピンチを作ると、炭谷の適時打、金子の一ゴロ間に同点に追いつかれてしまった。
菅野は6回を125球、9安打、4奪三振、3四球、5失点と味方の援護を守り切れなかった。
そして、7回に登板した2番手・桜井が相手に試合の流れを渡してしまった。桜井は秋山・中村・栗山の3人に四球を与え満塁のピンチを作ってしまう。巨人ベンチはすかさず3番手に西村を投入したが、西村はメヒアに押し出し四球、外崎に犠飛を許し2点の勝ち越しを許してしまう。8回には5番手・田原が浅村にソロ本塁打を許しリードを3点に広げられてしまった。
その後、巨人打線は西武の勝ち継投である牧田・シュリッター・増田の前に走者を出すも、好機であと一本が出ず試合終了。打線は13安打を放ったが、走塁死などのミスも重なり、5得点止まりとこの日も拙攻が目立ってしまった。
また、この試合では4番手として登板した森福允彦投手がプロ通算400登板を達成した。