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日本ハム・斎藤佑樹、立ち上がり攻められ5回4失点も、吉井コーチ「2回からは持ち味出てきた」

2017/06/15

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 北海道日本ハムファイターズの斎藤佑樹投手は、14日に敵地・ナゴヤドームで行われた中日ドラゴンズ戦に先発登板。初回に4失点を喫してしまったが、2回以降は持ち直し、5回を75球で4安打、3奪三振、1四球、4失点という内容でマウンドを降りた。
 
 なお、チームはその後4点差を逆転し1点のリードを奪ったが、9回に増井が本塁打を浴び試合は延長戦に突入。そして、延長12回に相手のミスにつけ込んで2点を勝ち越し、両軍合わせて15投手をつぎ込んだ総力戦を制した。
 
 斉藤は、降板後に以下のように語った。
 
「調子自体は悪くなかったんですけどね。反省は初回の入りですね。ビシエドのところを勝負しに行ってフォアボールを出してしまったことと、ゲレーロに甘い球を投げてしまったことですね。6回にチームが追いついてくれたので、この勢いで逆転してくれることを信じてしっかり応援します」
 
 また、吉井投手コーチは斎藤の登板中に「初回は不運な当たりもあったとはいえ、振れている打線相手に慎重になりすぎたかな。2回からはストライクゾーンで勝負できているから、持ち味が出てきた。とにかく低めを意識すること。ここからがスタートだと思って頑張ってほしい」と話しており、実際に斎藤は、2回以降は持ち直し5回まで無安打投球を見せた。
 
 2014年以来となる2勝以上を期待され、マウンドに上がったが立ち上がりに課題を残した斎藤。次回登板では、立ち上がりから今回登板の2回以降のような快投を見せたいところだ。



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