楽天、平成初となる青森県内での公式戦を制す。細川が16年目で故郷凱旋・移籍後初安打
2017/06/28
〇楽天3-2オリックス●(青森・弘前)
平成初となった青森での公式戦は、楽天が制した。昭和63年以来の公式戦となり、スタンドでは大勢のイーグルスファンが盛り上がりを見せた。
楽天・辛島、オリックス・金子千尋の先発で試合はスタート。そして、スタメンで辛島とバッテリーを組んだ青森県のご当地選手・細川はプロ16年目で念願の故郷凱旋となった。
先制点を奪ったのは楽天だった。初回、楽天はペゲーロの今季第17号ソロ本塁打で1点を先制。その後の3回には、島内に第8号となる2点本塁打が飛び出し、金子から3点を奪った。
そして、7回には細川が金子から右前に安打を放ち移籍後初安打を記録。残念ながら得点には繋がらなかったが、経験豊富なベテラン捕手に地元で待望の初安打が生まれた。守備でも要所を締める好リードを見せ、地元で元気な姿を見せた。
投げては、先発・辛島が7安打・2四球を与えながらも要所を締め6回1失点と好投。その後は福山・ハーマン・松井裕と繋ぎ序盤の3点を守り切った。辛島は約1か月ぶりの6勝目、松井は今季22セーブ目を手にした。
敗れたオリックスは9安打を放つも打線がつながらず、7回110球3失点と力投した先発・金子を援護できなかった。