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SB柳田、”穏やかに”強烈弾連発。大記録も視野、好調の要因は…胸に秘める指揮官の言葉

福岡ソフトバンクホークスの柳田悠岐外野手は、7月5日のオリックス・バファローズ戦で、今季ここまで抑え込まれていたエース・金子千尋投手から今季21号となるソロホームランを放った。最近、お立ち台でよく聞く「穏やかな心」は、ある人がアドバイスとして伝えた言葉である。

2017/07/06

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トリプルスリーに続き、三冠王も視野に

 交流戦では3年連続の最高勝率をマークしたソフトバンク。柳田は2年ぶり2度目のMVPに輝いた。2度の受賞は交流戦史上初めてのこと。
 
【交流戦成績】
18試合、打率.338、24安打(5位タイ)、7本塁打(2位)、23打点(1位)、出塁率.415、得点圏打率.565(1位タイ)
 
 さらに公式戦成績では、21本塁打(1位)、70打点(1位)、打率.316(3位)、長打率.617(1位)、12盗塁(4位)となっている。特に打点は2位アルフレド・デスパイネの59打点に差を付けてのダントツの数字だ。
 
 2015年に達成したトリプルスリー(打率.363、34本塁打、32盗塁)はもちろんのこと、最多打点となれば三冠王も見えてくる。こういったタイトルについて柳田は「チームが勝てるようにやっていくだけ」と述べるにとどまっているが、76試合を消化してこの数字なのだから期待せずにはいられない。
 
 これから苦しい夏場を迎えるが「食べています。健康第一!!」と笑みをこぼす。好成績を収めれば収めるほど、相手バッテリーからの攻めは厳しくなるだろう。「穏やかな心」だけで乗り切れるかはわからないが、死球によるケガは避けたいところだ。
 
 首位・楽天の背中はもうすぐそこまで見えている。柳田のバットで前半戦のうちにひっくり返し、V奪還、さらには三冠王を手繰り寄せてほしい。

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