西武3連勝!秋山2試合連続猛打賞、2番手のドラ5ルーキー・平井がプロ初勝利
2017/07/06
〇西武7-6日本ハム●(札幌ドーム)
西武が接戦を制し、3連勝を飾った。
日本ハム・メンドーサ、西武・ファイフの先発で試合はスタート。しかし、両投手は序盤から失点を重ねていった。
先制点を奪ったのは日本ハムだった。 2回、ファイフは先頭の田中に四球・盗塁を許し、石井の右飛で二死3塁のピンチを作ると、大野に三遊間を破る適時打を浴び先制点を献上。
また、この回盗塁を決めた田中賢介は今季8盗塁目を記録し、プロ16年目で史上74人目となる通算200盗塁を達成した。
1点を追う西武だったが、3回に集中打を見せた。3回、西武は一死から炭谷・金子の連打でチャンスを作ると、秋山が右翼フェンス直撃の2点適時二塁打を放ち逆転に成功。そして、続く源田が今季第3号となる本塁打を右翼スタンドに放ち4点目。
その後も浅村が四球、中村が安打、メヒアが四球で満塁のチャンスを作ったが、外崎が空振り三振、水口が左飛に倒れ追加点は奪えなかった。
しかし、日本ハムも反撃。3回、ファイフは大田・田中に安打を浴び二死1・2塁のピンチを作ると、ドレイクの適時打、その後の外崎の悪送球で2失点。そして、4回には中島が10球粘られた末に四球を与え、西川に安打を許すと、大田の代わりに途中出場の松本に適時打を浴び、同点に追いつかれてしまった。
ファイフは4点目を失ったところでKO。3回1/3を6安打、1奪三振、4四死球、4失点という内容で来日初登板を白星で飾ることは出来なかった。
その後、5回に2番手・平井が石井一に適時三塁打を浴び勝ち越しを許してしまったが、6回に再び打線が奮起。6回、西武は水口の安打・炭谷の犠打・金子の意表を突いたセーフティバントでチャンスを作ると、金子がすかさず盗塁を決め一死2・3塁と好機を広げる。そして、打撃好調の秋山が2点適時打を放ち、逆転に成功した。
そして、その後の二死2塁の場面では、浅村の放った打球を三塁手・レアードが後逸。その間に秋山が生還し、貴重な追加点を奪った。
この日の秋山は2試合連続となる猛打賞で4打数3安打4打点と、1番ながら多くの打点を稼ぎ勝利に貢献した。
リードを奪った西武は、勝ち継投を投入。6回から大石・牧田・シュリッターとつなぎ、最後は増田が9回を三者凡退に抑え、試合を締めた。
敗れた日本ハムは、先発・メンドーサが6回途中5失点と試合を作れなかった中、追い上げを見せたがレアードの後逸による1点が重く響き、3連敗となった。