ロッテ・涌井、史上89人目となる通算2000投球回達成。プロ13年で通算121勝
2017/07/07
千葉ロッテマリーンズの涌井秀章投手(31)は、7日に敵地・ほっともっとフィールド神戸で行われているオリックス・バファローズ戦に先発登板。
オリックスのドラ1ルーキー・山岡と息の詰まる投手戦を展開しているが、涌井は4回1/3を投げ終えたところでNPB史上89人目となる通算2000投球回を達成した。
プロ13年目、367試合目で節目の大台に到達となった。現役選手では7月7日現在、ヤクルト・石川雅規の2519回、巨人・杉内俊哉の2091回1/3に続き3位となっている。
プロ2年目の2006年から先発ローテーションに定着し、同年は178イニングを投げるなど体力に定評のある涌井。2010年に14勝をマークしてから4年間2桁勝利から遠ざかっていたが、ここ2年で25勝、2年連続で188回2/3を投げるなど、FAでロッテに移籍してから先発投手として復活を果たした。
また、2006年には西武・炭谷との「10代バッテリー」が実現し話題になった。
今季、涌井は14試合に登板し3勝7敗、防御率4.37という成績を残している。