阪神・小野、プロ7試合目登板で6回3失点も打線の援護なくプロ初白星はまたもお預けに…
2017/07/07
阪神タイガースのドラ2ルーキー・小野泰己投手は、7日に本拠地・甲子園で行われている読売ジャイアンツ戦に先発登板。
6月は好投を続けながらも打線の援護に恵まれず、5月21日の1軍デビュー以来ここまで6戦に登板して白星はなし。7度目の正直で白星を狙った小野だったが、立ち上がりを攻められてしまった。
初回、小野は先頭・長野に中前打を許すと、一死から坂本の安打・阿部の一ゴロで二死2・3塁のピンチを招く。そして、村田に三塁への適時内野安打を浴び、先制点を献上。
続く陽にも四球を与え、二死満塁のピンチを招くと、中井に二遊間を破る適時打を許し2点目を失う。しかし、ここで中堅・中谷が強肩を活かした好送球で2塁走者・村田を本塁でアウトにし、初回をなんとか2失点で切り抜けた。
小野はその後も毎回走者を出す苦しい投球が続き、5回には阿部の適時打で3点目を失ってしまう。その後、6回は一死から四球で走者を出すも、続く小林を二ゴロ併殺打に打ち取り6回を投げ切った。
小野は6回裏の攻撃で代打を送られ、ここで降板となった。6回を98球、9安打、4奪三振、3四球、3失点という内容だった。
打線は巨人先発・マイコラスの前に、初回に上本が放ったソロ本塁打による1安打1得点のみにとどまっており、苦しみながらも試合を作ったルーキーを援護できなかった。