広島、9回に3発の本塁打攻勢で5点差を逆転!ベテラン・新井が2点差で逆転3ラン
2017/07/07
〇広島9-8ヤクルト●(神宮)
広島が9回に大逆転劇を見せ、連勝を飾った。
この試合の先発は広島・戸田、ヤクルト・原樹理。
先発・戸田は初回に山田の本塁打で2点を失うと、4回からヤクルト打線に捕まり、5回7失点でKO。2番手・九里も1点を失い、計8失点を喫していた。
打線も4回に松山のソロ本塁打で1点、7回に菊池・丸の適時打で2点を奪ったが、その3点止まりで5点ビハインドと苦しい状況に立たされていた。
しかし、9回にヤクルト4番手・小川を攻略し、劇的なビッグイニングを作った。9回、まずは先頭の代打・バティスタが左中間スタンドに飛び込むソロ本塁打を放ち、1点を返す。その後、一死から菊池も左翼スタンドにソロ本塁打を放ち、3点差。
そして、続く丸は四球を選ぶと、二死から松山が適時二塁打を放ちこれで2点差。その後、西川が二塁への内野安打で続き、一発が出れば逆転の場面を演出。そして、大歓声に包まれながら代打・新井が登場。すると、勝負強いベテランが4球目をスタンドに運び、この回6点目を奪い遂に逆転に成功した。
本塁打の瞬間、神宮球場は敵味方の歓声が入り交じり、異様な雰囲気に包まれた。
その後、9回は守護神・今村が登板。味方の猛打で奪った1点のリードを三者凡退でしっかりと守りきり、試合を締めた。
敗れたヤクルトは、連敗脱出に向けて試合を優位に進めていたが、4番手・小川が大誤算で悪夢の敗戦を喫し、6連敗となった。