ロッテ・スタンリッジ、約2カ月ぶり白星ならず。中村への失投悔やむ「防がなきゃいけなかった」
2017/07/11
千葉ロッテマリーンズのジェイソン・スタンリッジ投手は10日、メットライフドームで行われた埼玉西武ライオンズ戦に登板した。5月17日以来の1軍登板で今季2勝目を狙うも、6 2/3回(109球)を投げ、2本塁打を含む7安打を浴び、5失点で4敗目を喫した。
先発したスタンリッジは「今日は入りもよかったし、勢いがある球を投げることができていた。ただで塁を与えてしまったことに悔いが残る」と悔しさをにじませた。
中村剛也に浴びた本塁打に関しては「失投。防がなきゃいけなかった。(外崎修汰と中村剛也の)ソロホームランで2点取られたんですけど、3回の先頭打者を出して、そしてそのあと四球。何とか2つのアウトは取り、自分では『いいとこ決まったな』という気持ちでしっかり投げたんですけど、そういうゲームもある。3回に何とか防いで乗り越えられたら良かったかな」と振り返った。
伊東勤監督はスタンリッジについて「久しぶりの登板にしては試合を作った」と前置きしたうえで、「半分自滅みたいな形になって、一番心配していた部分は変わってなかった。(外崎のソロで)逆転されたのもそうですけど、(中村のソロ、山川穂高のタイムリーは)全部初球。配慮が若干足りなかったかな」とコメントした。
スタンリッジは「野球はいいところに投げても打たれるし、自分自身の失投でも。先発ピッチャーとして7回を投げるということは変わらない。何とか7回(途中)まで投げられたことは収穫だと思いますし、先発ピッチャーとしてチームの助けになるように試合を作っていきたい」と前を向いている。