ヤクルト・47年ぶりシーズン2度目の10連敗…。前回連敗時には監督解任劇も
2017/07/13
東京ヤクルトスワローズは、13日に敵地・東京ドームで読売ジャイアンツと対戦したが、先発・ブキャナンが5回途中7失点でKO、打線も巨人と同じ12安打を放ちながら3得点止まりと拙攻が目立ち、3-8で敗れた。
この敗戦でヤクルトは1分けを挟み今季2度目の10連敗。1シーズンに2度目の10連敗は1970年以来の3度目となる。
特に、1970年にシーズン2度目の2桁連敗を喫した際には、当時の別所毅彦監督が11連敗時に解任された。そして、チームは監督解任も状態が上向くことはなくそのまま敗戦を続け、チーム歴代ワーストの16連敗を記録した。同年のチーム成績は33勝92敗5分で勝率.264と散々な成績に終わっている。
現在、ヤクルトは主力選手が数多く離脱しており、苦しい台所事情となっている。2軍でもブルペン捕手が現役復帰して2軍戦に出場するなどチーム全体で苦境に追い込まれている。
前回の連敗記録時には監督解任劇があったが、今回もこのまま黒星が先行すれば、シーズン途中で真中監督をはじめとする首脳陣への”テコ入れ”は避けられないだろう。